『似合わない服』山口ミルコ著 「ツブ」の声を聴け!

日野淳 2017年10月27日配信

読後、身体中から悲鳴が聞こえてくるような気がした。
それはたぶんこれまでもずっと発せられていたものなのだけれど、私が耳を傾けるのを忘れていた、いやあえて避けてきたのだ。本書を読んでしまったからにはもう元には戻れない。悲鳴を聞くのは苦しい。けれども苦しさの先にこそ私という人間にとっての新しい秩序があると信じさせてくれる本である。

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日刊ゲンダイ著者インタビュー「似合わない服」山口ミルコ氏

日刊ゲンダイ2017年10月12日配信

「治療中ってすごく忙しいんです。手術にはじまり、放射線、投薬などスケジュールが決まっていて、目の前のことを次々とこなしていく感じ。自分が変わってしまうことの怖さもあったし、当時は、ゆっくり考える時間もありませんでした」

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【著者に訊け】山口ミルコ氏『似合わない服』

NEWS ポストセブン 2017/10/10(火) 7:00配信

2012年の初著書『毛のない生活』を始め、山口ミルコ氏の作品群は「失恋の物語」だと思う。幻冬舎のエース編集者として活躍し、退社直後に乳癌が発覚。仕事も毛髪も、何もかもを失った経験を通じて、彼女は自分を取り巻く世界そのものに、大失恋したのである。

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