旧友が聞く、ステージ復帰への意気込み
ASKA「前を見て歩くんだ」と決めてからは、すべてに迷いがなくなった
聞き手/山口ミルコ
ミルコのミルは平和のмир(ミール)
2018.04.03 Web河出
さる2月14日、三省堂池袋本店で山口ミルコ『ミルコの出版グルグル講義』刊行を記念して山口さんと担当者である河出書房新社の阿部晴政とのトークイベントが開かれました。以下はその要旨です。なお最後にミシマ社の星野友里さんによる本書のレビューを掲載いたします。
「みんなのミシマガジン」今月の特集1 2018.05.08更新
今年8月に発刊となり、共感の声をたくさんいただいている『似合わない服』。本書の著者、山口ミルコさんは、角川書店を経て幻冬舎の創業に携わり、編集者として20年にわたり、数々のベストセラーを世に送り出してこられました。その頃に担当されていた作家のお一人が、今回のスペシャルゲスト、小川洋子さんです。
ある日、『似合わない服』を読んでくださった小川さんからミルコさんにお手紙が届きます。そこには、当時「似合わない服」を着ていたミルコさんがいなければ、生まれなかった小説があったこと、そして自分も同じように「似合わない服」を着ていたであろうその時代を愛おしく思っていることなどが、綴られていました。今回の対談は、そんなお二人の当時のお話を、ぜひおうかがいしたい、という編集部のお願いに、小川さんが快く応えてくださったことで実現しました。
お二人の出会い、プラハへの取材旅行などをしながら本づくりをしていた頃のこと、ミルコさんをよく知る小川さんならではの、『似合わない服』や前著『毛のない生活』のお話、そしてファンにはたまらない、小川さんの小説の創作のお話まで、3日間にわたり、盛りだくさんでお届けします!